妊娠中でも味噌汁を飲む方多いのではないでしょうか。
多い方だと1日に数杯飲むという方もいらっしゃると思います。
妊娠中は、妊娠前と比べると食べ物にものすごく気を使うと思います。
味噌汁をどのくらい飲んでもいいのか、塩分の摂り過ぎにならないのかなど気になることも多いと思います。
味噌汁と妊婦さんについて紹介します。
妊娠中に味噌汁を飲みすぎるとどうなるの?
妊娠中に味噌汁を飲みすぎている場合、塩分の摂り過ぎで高血圧になる心配があります。
妊娠中に高血圧になってしまうと、妊娠高血圧症候群を引き起こしてしまうリスクが高くなります。
妊娠高血圧症候群が発症してしまうと、お産が難しくなったり、お腹の赤ちゃんが発育不全や健康状態の悪化を招いてしまいます。
味噌汁に含まれる塩分
味噌汁に使用しているダシや味噌によっても異なりますが、1杯につき2g前後の塩分が入っているといわれています。
妊娠中の塩分の摂取量の目安は7gといわれています。
食事のあらゆるものに塩分が含まれているので、味噌汁を1日3食飲むのは塩分の摂り過ぎになってしまいますね。
1日1杯程度が塩分の摂り過ぎにならない量だといえます。
味噌汁に含まれるヨウ素にも注意が必要
ヨウ素は、昆布やわかめに含まれる成分です。
ヨウ素を過剰に摂取し続けてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの甲状腺機能低下症のリスクを高めるといわれています。
厚生労働省によると、妊娠中のヨウ素の摂取量は2000㎍といわれています。
昆布でだしを取ったものや、具にワカメが大量に入っているとヨウ素の摂り過ぎになってしまいます。
昆布に粉末だしにもヨウ素が含まれているので注意したいですね。
味噌汁のだしをとるのなら、カツオやいりこなどの魚介がおすすめです。
また、粉末だしも昆布ではなくカツオだしにするとヨウ素の摂り過ぎも防げます。
粉末だしは塩分が多いので入れすぎには注意してください。
味噌汁に便秘解消効果!?
味噌汁の具って基本的に何でも入れられますよね。
それに、生野菜だと食べられない量も、味噌汁だと意外と食べられる量になります。
味噌汁に入れる海藻類やきのこ類は、食物繊維がたっぷりなので効率的に食物繊維を摂取できます。
そして、味噌は発酵食品です。
発酵食品は、乳酸菌を増やし腸内環境を整えて便秘の予防や改善に役立ちます。
味噌質の具をたくさん食べて食物繊維をたっぷりとって、味噌の乳酸菌で便秘解消につなげましょう。
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