妊娠中に動物園に行く機会ありますよね。
例えば、上のお子さんと遊びに、旦那さんとのデートに、友達と遊び行くなどいろいろあると思います。
しかし、「動物園は菌が感染するから動物園に行ってはダメ」と聞いたことはありませんか?
感染すると聞くと、赤ちゃんに影響がないかどうか心配になりますよね。
また、行った後に注意されて心配になる方もいらっしゃると思います。
今回は、妊婦さんと動物園について紹介します。
妊娠中の動物園はアリ?ナシ?
結論からいうと、妊娠中の動物園は行っても大丈夫です。
いろんな菌が空気中にあるからなど、いろんなことをいわれていますが、基本的には問題はないようです。
どうしても気になる方は、マスクを着用してこまめに手洗いうがいをするといいでしょう。
注意したいのは「ふれあいコーナー」です。
小動物などが触れ合えることで人気ですが、トキソプラズマが寄生可能な豚、牛、鶏、羊、馬、鹿などのフンなどに接触してしまうと感染のリスクが高まるので、できるだけ避けた方がいいでしょう。
トキソプラズマに感染するとどうなるの?
トキソプラズマに感染すると赤ちゃんにどのような影響があるのか紹介したいと思います。
胎盤を通じて羊水からトキソプラズマに感染した赤ちゃんは、頭の中に髄液がたまる水頭症になるリスクが高くなります。
水頭症は症状が進むと頭の中で脳が圧迫されます。
特徴は、頭囲が大きく、へこんでいるはずの大泉門が膨らんでいます。
赤ちゃんの状態によれば手術に至ってしまうケースもあるそうです。
ただし、お母さんが感染しているから100%赤ちゃんに感染することはないようです。
赤ちゃんへの感染率は50%ほどのようです。
トキソプラズマの感染が心配な方は、産婦人科で任意で検査を行ってくれるので医師に相談してみるとよいかと思います。
まとめ
妊娠中に動物園に行くのは大丈夫です。
しかし、もしものことを考えるとマスクや手洗いうがいなどをこまめにして感染を予防するといいですね。
動物とふれあえるコーナーもありますが、小動物などトキソプラズマの感染の可能性のあることは出来るだけ避けた方がいいかもしれませんね。
トキソプラズマに感染すると、赤ちゃんにも影響が出てしまうことがあるので妊娠中は特に注意したいですね。
感染のことにあまり神経質になりすぎるとかえってストレスの原因にもなります。
体調が良くお出かけできるいい機会なので、気分転換もしながら楽しんでくださいね。