妊娠中は味覚が変わってしまい食事が偏りがちになってしまいます。
特に、妊娠初期に起こる”つわり”はきちんとしたご飯を食べられないという方もしばしば。
つわりを経験した妊婦さんの間でお茶漬けは「神食」とも言われています。
・お茶漬けは口当たりがサラッとして食べやすい
・ご飯のにおいが無理だけどお茶漬けにすると緩和される
・鮭、梅など種類が豊富なのがうれしい
など、お茶漬けが神食になる人気の理由です。
しかし、さすがにお茶漬けばかりだと栄養面や含まれる塩分が赤ちゃんに影響はないのか不安になりますよね。
そんな不安を持っている妊婦さんに、妊娠中にお茶漬けを食べる時の注意点や食べ方について紹介します。
妊娠中のお茶漬けは体に良くないの??
つわり中に毎日お茶漬けばかり食べていると、赤ちゃんにちゃんと栄養は行き届いているのか心配になってしまいますよね。
ましてや妊娠初期、1番赤ちゃんにとって大切な時期ということもありその不安は大きいと思います。
結論から言うと、やはりお茶漬けだけでは栄養が偏ってしまいます。
しかし、つわりで食事が偏ってしまうのは仕方のないことなのです。
もちろんバランスのよい食事をすることが1番ですが、つわりの時期に栄養を考えた食事なんてできない人がほとんどです。
私もつわりでご飯が食べられないことがありましたが、産婦人科の先生から
「赤ちゃんは、お母さんが食べたものからしっかり栄養をもらって成長しています。今は少量でもいいので食べれるものを食べるのがお母さんの仕事だよ。」
と言われました。
つわりの時期は食事が偏ってしまっても過剰に心配する必要はないようです。
心配ないといわれても心配してしまうのが母心ですよね。
妊娠中に大切な葉酸
妊娠中はつわりであったり、ホルモンバランスの乱れで食生活が乱れがちになってしまいます。
妊娠中、1番大事だといわれている栄養が何であるかご存知ですか?
それは「葉酸」と呼ばれる栄養素で、ビタミンB群の一種です。
なぜ葉酸がいいのかというと、お腹にいる赤ちゃんの成長を支えてくれる大切な役割をしてくれるからです。
海外の研究では、妊娠初期に葉酸を摂取していると先天性異常や神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減されたという結果が発表されています。
しかし、葉酸は食事からは摂取しにくく、普段の食事ではまかなえません。
ましてやつわりで食事が十分にとれない時期に葉酸を摂取するのはとても難しいことだと思います。
そこで厚生労働省は、妊娠初期の妊婦さんに葉酸を摂取してもらうため、葉酸サプリでの葉酸摂取を呼びかけています。
近年では、母子手帳にも記載されるほど重要視されていることなのです。
葉酸サプリといっても、種類が豊富で何を選べばいいかなんてわからない人がほとんどです。
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お茶漬けとカフェイン
妊娠中にカフェインを摂取しすぎたら赤ちゃんによくないというのは良く聞きますね。
カフェインを過剰に摂取してはいけない原因は、カフェインにより血管が収縮してしまい、酸素や栄養を十分に送ることができなくなってしまうからです。
そのことから、赤ちゃんの発達障害や流産、早産を招いてしまう可能性があるようです。
お茶漬けにかけるお茶にも、カフェインが含まれています。
かける量によってカフェイン量は変わってきますが、1日何食もお茶漬けを食べている場合やお茶漬けとプラスしてカフェインが含まれる飲み物を飲んでいる方は、過剰摂取している可能性があります。
カフェインの過剰摂取が心配な方は、お湯またはノンカフェインのお茶をかけて食べたり、カフェイン含有の飲料は控えるようにするといいですね。
お茶漬けの素にもカフェインが含まれていますが、大量に摂取しない限りは赤ちゃんには影響はないといわれています。
お茶漬けの塩分
お茶漬けの素を大量にかけて味が濃くなったものは、塩分の摂り過ぎになってしまうので注意しましょう。
妊娠中の塩分の摂取量は、1日8g以下といわれています。
有名なお茶漬けの素といえば永谷園ですが、永谷園のお茶漬け1袋には、2.2gの食塩が含まれています。
参照:永谷園 お茶漬け海苔
もし1日3食お茶漬けを食べたとすると摂取した塩分は約6.6gという計算になります。
数字だけ見ると全然余裕な気がしますが、それは落とし穴です。
塩分は他の食品にも含まれていること考えると、お茶漬けを食べるなら1日1~2食までが理想的です。
どうしてもお茶漬けじゃないと食べることができない人は、お茶漬けの素を少なくして薄味で食べるようにすると良いでしょう。
妊娠中の塩分の過剰摂取は、体重増加の原因や妊娠高血圧症候群を引き起こし、早産や難産になる可能性が高くなってしまうので気をつけたいですね。
まとめ
妊娠中にお茶漬けを食べるときは、カフェインと塩分の過剰摂取に気をつけましょう。
お茶漬けにかけるものは、お湯またはノンカフェインのお茶にするとカフェインのことを気にせずに食べられますね。
お茶漬けの味が濃いと塩分の摂り過ぎになってしまう可能性があります。
塩分の過剰摂取は、妊娠高血圧症候群を引き起こすリスクが高くなるので、薄味にして塩分の過剰摂取にならないようにしましょう。
つわりの時期で、お茶漬けしか食べられないという方は、栄養が偏っていないか不安になると思いますが、食べられるものを食べてくださいね。
赤ちゃんは少しの栄養でも大きくなっていきますよ。
妊娠中も栄養を補給するなら、妊娠中に大切といわれている「葉酸」をサプリメントで摂取しましょう。
葉酸は赤ちゃんの成長をしっかりサポートしてくれます。
それだけでなく、食事がとれなくて栄養が偏ってしまっても、サプリメントには葉酸だけでなく、鉄分やカルシウム、ビタミンなどさまざまな栄養分が配合されているので不安に思うことも少なくなります。
妊娠中は、いろんなマイナートラブルがあり不安になりますが、あまり心配しすぎず赤ちゃんのためにも心穏やかに過ごされてくださいね。
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