妊娠中は酸っぱいものがやたらと食べたくなりませんか?
梅干しは、つわり中でも比較的食べやすい食べ物で、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。
しかし、梅干しには塩分が多く含まれていて食べ過ぎるといけないと聞いたことはありませんか?
いけないって聞いたけど実際どのくらい食べていいものなのかってわからないですよね。
そこで今回は、妊婦さんと梅干しに調べたので紹介していきます。
Contents
妊娠中に梅干しを食べ過ぎると危険!?
妊娠中に梅干しを食べ過ぎる塩分の摂り過ぎになってしまいます。
妊婦さんが塩分を摂り過ぎてしまうと、「妊娠高血圧症候群」になってしまうリスクが高くなります。
妊娠高血圧症候群は、塩分の摂り過ぎにより浮腫みや高血圧、尿蛋白といった症状があらわれます。
病状は、母体に痙攣が起こってしまったり、胎盤が分娩前にはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」のリスクが高まります。
また、最悪の場合、赤ちゃんが早産や死産につながってしまうこともあります。
妊娠中の1日の塩分の摂取量
妊娠中は1日の塩分の摂取量が8g以下とされています。
普通の梅干し1個に約2gの塩分が含まれているといわれているので、1日4個で1日分の塩分を摂取することになります。
妊婦さんが梅干しを食べていい量
先ほど梅干しには約2gの塩分が含まれていると紹介しました。
しかし、1日に食べても大丈夫な量は4個ではありません。
なぜかというと、梅干し以外にも、食事に塩分が含まれているからです。
梅干しを4個食べてしまうと、塩分の摂り過ぎになってしまいます。
梅干しを食べるなら1日2個までにするとよいでしょう。
塩分3%の梅干しであれば、1日12個まで、普通の梅干しの数の3倍食べても大丈夫ですよ。
梅干しが食べたくなったら
梅干しがどうしても食べたくなった時は、塩分3%の梅干しを選びましょう。
もし、酸っぱいものが食べたいのなら、レモンなどの柑橘系やお酢を飲んでみたりするといいですよ。
梅干しのいいところ
食欲増進
梅干しに含まれるクエン酸などによる酸味によって、唾液や胃液などの消化液の分泌を促されます。
そして、消化器官の働きを活発になることで、食欲を増進させる効果があります。
つわりなどで食事ができないとき、梅干しは食欲を出してくれるのでうってつけの食べ物です!
腸内環境を整える
梅干しに含まれるピルビン酸が、悪玉菌を減らして善玉菌を増やしてくれるので、腸の働きを整えてくれます。
妊娠中の便秘予防に効果的があります。
疲労回復
梅干しに含まれるクエン酸には、体を疲れにくくする効果があります。
妊娠中は特に疲れやすく、疲労もたまりやすいです。
梅干しを適量食べて、疲労回復すると嬉しいですね。
まとめ
梅干しの食べ過ぎは、妊娠高血圧症候群を引き起こす可能性があるので、1日の食べる量を決めるといいでしょう。
普通の梅干しだと約2gの塩分が含まれているので、1日2個が適量ですよ。
梅干しを食べることで、妊婦さんにとってメリットもあるので、食べ過ぎないように注意しながら、上手に梅干しと付き合っていきましょう。
妊婦さんみんなが選んでいる葉酸サプリはこちら↓
