葉酸サプリは妊娠初期に重要視されていますが、妊娠後期でも必要なの?と思う方も少なくないと思います。
今回は、妊娠後期でも葉酸サプリは必要なのか紹介したいと思います。
妊娠後期に葉酸サプリって必要なの?
妊娠後期も葉酸サプリは必要です。妊娠後期の葉酸の摂取量は480㎍とされています。
妊娠初期の摂取量よりも多いですね。それだけ妊娠後期でも葉酸が必要とされているということですね。
妊娠後期でも葉酸サプリが必要とされる理由は、赤ちゃんとお母さんの健康を維持するためです。
葉酸は、赤血球を作るために欠かせない栄養素で、不足すると貧血を起こしやすくなります。
さらに葉酸は細胞分裂にも深く関わっているので、赤ちゃんの成長にも引き続き必要とされています。
葉酸サプリの効果
妊娠後期で期待される葉酸サプリの効果を紹介します。
貧血予防
先ほども書きましたが、葉酸は赤血球を作るために欠かせない栄養素です。
妊婦さんの半数以上の方が貧血を経験するほど、血液が増加し鉄分が不足してしまいます。
赤ちゃんのために葉酸を摂取して、悪性貧血の予防をしましょう。
つわりの軽減
妊娠後期からまたつわりが始まるという方も少なくないですよね。
葉酸はビタミンB12と一緒に摂取すると、自律神経が整えられてつわりが軽減される効果があるといわれています。
リラックス効果
赤ちゃんは、お腹の中にいるときもお母さんの気持ちや感情が伝わると聞いたことはないですか?
イライラしたり、ストレスを溜めるのも切迫早産につながり良くないといわれています。
葉酸には、自律神経を整える役割があり落ち込んだりイライラしたりする気持ちを落ち着かせてくれます。
赤ちゃんのために心穏やかに過ごせるといいですよね。
便秘予防
妊娠中は便秘になりがちです。
葉酸は細胞分裂の促進の効果があるので、腸内が活性化し代謝が上がります。
それによって便秘予防にもつながるとされています。
妊娠後期の葉酸サプリは喘息になる!?
妊娠後期に葉酸サプリを飲むと産まれてくる赤ちゃんが喘息になるという噂がありますが、この噂は正しくありません。
海外の研究で、妊娠後期に葉酸サプリを過剰摂取し続けた場合に産まれてくる赤ちゃんが喘息になる可能性が高いことが発表されています。
過剰摂取を続けた場合に、喘息になる可能性が高いということです。
妊娠後期に葉酸サプリを摂取すると、赤ちゃんが喘息になるということではないので、安心して飲んでください。
まとめ
妊娠後期も葉酸サプリは必要だということがわかりました。
主にお母さんのための栄養素です。
貧血やつわりの軽減など、どれもうれしい効果ばかりですね。
お産に向けての不安も大きくなってくる時期だとは思いますが、ストレスを溜めずに残りのマタニティライフを穏やかに過ごされてくださいね。